家庭菜園を始めてみたいけれど、「どこで借りればいいの?」「失敗しない選び方は?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
貸し農園は、場所選び一つで「週末の楽しいリフレッシュ」になるか「面倒な重労働」になるかが決まると言っても過言ではありません。
今回は、初心者の方が**「ここを選んでよかった!」と思える貸し農園選びの5つのポイント**をわかりやすく解説し、我が家が利用している貸し農園についても書かせて頂きます。貸し農園の利用をご検討されている方の参考になれば幸いです。

1. 「通いやすさ」は最優先!
家庭菜園で最も多い挫折の理由は、実は**「通わなくなること」**です。 野菜は生き物ですので、夏場の水やりや雑草取りなど、週に1〜2回は足を運ぶ必要があります。
理想の距離: 自宅から自転車で10〜15分以内、車なら15分圏内。
➡私の場合は自転車で通うのは不可、車で15分圏内
アクセスの確認: 駐車場はあるか、最寄り駅から歩ける距離か。
➡私の場合は駐車場あり、最寄り駅からは平坦な道で徒歩15分圏内
重い荷物の運搬: 収穫した野菜は意外と重くなります。持ち帰る手段も想定しておきましょう。
2. 「市民農園」か「民間(シェア畑など)」か
貸し農園には大きく分けて2つのタイプがあります。自分のスタイルに合わせて選びましょう。
| 特徴 | 市民農園(自治体運営) | 民間貸し農園(シェア畑など) |
| 料金 | 格安(年間数千円〜) | やや高め(月額数千円〜) |
| 手軽さ | 道具や苗は自前が基本 | 手ぶらでOKなところが多い |
| サポート | 基本は自己責任 | アドバイザーが教えてくれる |
| 設備 | 最小限(水道のみなど) | トイレ、休憩所、駐車場完備が多い |
初心者へのアドバイス: > まったくの未経験で、道具を揃えるのが大変なら、初期費用はかかりますがサポートが手厚い民間農園がおすすめです。
まずは利用料金ですね。これは多くの人とって最重要事項ではないでしょうか。 利用する貸し農園にもよりますが、月額または年額で利用料金が発生します。見落としがちなのが、それ以外に色々と費用が発生するということです。鍬などの農機具は貸し農園に常備されていることが多いですが、肥料や支柱は個人で負担しなければいけません。もちろん野菜の苗もです。通うための手段によっては、交通機関の利用料金がかかるケースもあるかもしれません。利用料金以外にかかるコストについて、主なものをリストアップしてみます。
- 肥料、支柱、防虫ネットなどの資材(野菜の種類によって用意する必要あり)
- 野菜の苗、種
- 移動にかかる費用(自家用車ならガソリン代、バスや電車などの公共交通機関の料金)
- 水やりなどのオプション費用
最近は100円ショップで安く手に入れることが出来ますが、近年の物価高もあり肥料などの資材が一番コストがかかりますね。あと私のように週末ファーマーであれば、平日に水やりに行くのは厳しいです。私の場合は夏場の平日の水やりをオプション契約しています。出勤前に水やりをされている方もおられるようですが、残念ながら通勤ルート上にない為、お願いせざるを得ませんでした。冬場は毎日水やりしなくても大丈夫ですが、夏場はそうはいきませんから・・・。
我が家が借りた4坪区画にかかる費用明細です。
| 円/月 | 円/年 | |
|---|---|---|
| 区画代金(4坪) | 2,800 | 33,600 |
| 水やり(オプション) | 800 | 9,600 |
| 合計 | 3,600 | 43,200 |
まとめますと、毎月3,600円、年換算で43,200円が固定で出ていきます。
※2026年1月現在では8坪区画に拡張していますので、毎月7,200円、年換算で86,400円の出費
ここに別途苗や肥料などの資材購入代、ガソリン代などがかかってくることになります。
3. 設備の充実度をチェック
「畑さえあればいい」と思いがちですが、以下の設備があるかどうかで快適さが劇的に変わります。
日当たり: 周囲に高い建物や木がなく、1日5時間以上は日が当たるか。
➡我が家利用の貸し農園の場合、低層マンションが隣接している為、季節によっては午後から日陰になる区画あり。我が家はそのような場所を避けて借りています。
水道: 区画の近くにあるか?(遠いと重いジョウロを持って往復することになります)
➡我が家利用の貸し農園の場合、適材適所に蛇口あり。
トイレ: 近くにあるか?(特にお子様連れや女性には必須です)
➡我が家利用の貸し農園の場合、トイレなし。これが一番困ります。幸い、近くにスーパーがあるので利用させてもらっています。
農具レンタル: クワ、カマ、支柱などを借りられるか。
➡我が家利用の貸し農園の場合、農機具全般の貸し出しはあり。支柱は個人負担です。
4. 利用ルールとコミュニティの雰囲気
農園ごとに独自のルールがあります。自分に合うかどうか、事前に**「見学」**して確認しましょう。
栽培の制限: 「無農薬限定」なのか、逆に「農薬散布が必須」なのか。
➡我が家利用の貸し農園には規定なし
ゴミの処理: 抜いた雑草や残土を捨てられる場所があるか(持ち帰りは意外と大変です)。
➡我が家利用の貸し農園はゴミは持ち帰りが原則。残渣は自区画に漉き込んでOK。
周囲の様子: 隣の区画との距離や、利用者のマナー、管理人の人柄など。
➡我が家利用の貸し農園は隣区画と畝間分程度の距離で隣接。年配者も多く、特にトラブルはなし。野菜交換や交流も多い。管理人さんも親切で常にアドバイスや世間話が出来る関係性です。
5. 区画の広さは「欲張らない」
初心者が陥りがちなのが「せっかくなら広く借りたい」という罠です。 一般的な貸し農園の1区画(10〜15㎡程度)でも、夏場の雑草の勢いは凄まじく、管理が大変になります。
- まずは最小単位の区画から始め、1年通してみて「もっとやりたい!」と思ったら広げるのが失敗しないコツです。我が家も数年経験を積んでから拡張しました。
見落としがちなポイント「契約更新」
あと、重要なポイントをひとつ。
それは契約の更新についてです。私が調べてきた貸し農園の大半は2年契約で満了時に無条件に解約というものでした。つまり、収穫が迫っていても、満了日が来ると立ち退かなければいけないということなんです。片付けも時間がかかるので、契約満了日から2週間くらい前から片付けに入る必要がありそうです。これは勿体ないし、菜園スケジュールへの影響大です。
我が家が契約した貸し農園は、契約更新時に継続の意思を伝えれば同一区画で何度も更新可能。
しかも更新料は無料。こういうところ意外と少ないみたいです。盲点なので要注意です。
参考になりましたら幸いです。
まとめ:まずは「見学」から始めよう
貸し農園選びの成功の秘訣は、ネットの情報だけで決めず、天気の良い日に実際に足を運んでみることです。
風通しや日当たり、そこでお世話をしている人たちの表情を見れば、自分がそこで楽しく野菜を育てている姿がイメージできるはずです。
次の一歩として、近隣の貸し農園を検索して「無料見学会」の予約をしてみませんか?
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