先日、ついに上司に今の正直な気持ちを伝えました。
「今年の夏ごろに、退職を考えています」
これまで胸に秘めてきたことを言葉にするのは、想像以上にエネルギーが必要でしたが、どこかホッとしている自分もいます。
決断に至ったいくつかの理由
退職を考え始めたのは、何かが一つ決定打になったわけではありません。いくつかの理由が重なり合い、自分の中で限界が近づいているのを感じたからです。
- 体調の変化: 昨年からどうも体調が優れない日が増えました。「まだ大丈夫」と自分を誤魔化し続けてきましたが、体が発するサインを無視できなくなっています。
- 親の介護: プライベートでは親のケアも必要になってきました。仕事と介護の両立は、今の私にはかなりの負担です。
- モチベーションの減退: かつてのような仕事への情熱を維持するのが難しくなりました。
上司からの現実的な助言
上司は真剣に話を聞いてくれました。そして、非常に現実的なアドバイスをくれました。
「あと1年半待てば、早期退職制度が使える。退職金の上乗せもあるし、もう少し頑張ってみてはどうか?」
現在54歳。確かにあと1年半踏ん張れば、経済的な恩恵は大きいです。会社員としてここまで頑張ってきたのだから、最後は賢く立ち回るべきだという上司の意見は、組織としての親心でもあるのでしょう。
お金は大事、でも「健康」は……
上司の言葉を受けて、私は返答を保留しました。
確かに、これからの人生を考えればお金は大切です。あればあるほど安心なのは間違いありません。しかし、その1年半を耐えることで、今の不調が取り返しのつかないことになってしまったら?
「お金も大事だが、それと同等、いやそれ以上に健康が大事ではないか」
今の私の心はこの一点で揺れ動いています。無理をして手に入れる退職金に、どれほどの価値があるのか。ボロボロになってから自由を手に入れても、それを楽しむ体力が残っていなければ本末転倒です。
いったん立ち止まって考える
今はまだ、結論は出ていません。 でも、上司に話したことで「1年半後の大きなベネフィット」と「今の自分の健康状態」が、はっきりと天秤に乗った気がします。
どちらを選んでも、後悔しない道はないのかもしれません。 でも、自分の人生の優先順位をどこに置くのか。もう少しだけ、自分自身の体と心に問いかけてみようと思います。
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