今年、種から初挑戦している「パレルモ」。
パレルモは、イタリア生まれの細長いパプリカで、完熟すると赤くなり、甘みが強くなるのが特徴です。
今年は初めて種から育てているので、ちゃんと大きく育ってくれるのか少し心配していました。
ところが、暑さが本番を迎えると――

パレルモ、めちゃくちゃ大きくなってきました!
写真を見てもらうと分かると思いますが、かなり立派な実になっています。
ツヤもあって、見るからに元気そう。

まだ緑色ですが、もちろんこの状態でも食べられます。
さらにこの先、残した実が赤く完熟していくのかと思うと、楽しみで仕方ありません。
ところが……。
3株のうち、1株だけ様子がおかしい

朝や夕方の涼しい時間帯には、葉っぱがシャキッとしているのに、
日中になると、葉がグタッとしおれる。
最初は「水不足かな?」と思いました。
でも、夕方になって気温が下がると、また葉が元気になる。
翌朝には、何事もなかったかのようにシャキッとしている。
これが2日ほど続きました。
夏バテ? それとも根の疲れ?
この状態を見て、今回は「暑さによって根が一時的に水分供給に追いついていないのでは?」と考えました。
特に今年は暑さが厳しく、パレルモにもかなり負担がかかっているはず。
しかも、この株にもたくさんの実がついていました。
実を大きく育てるには、それだけ株にも体力が必要です。
同じ場所で、同じように育てていても、一株だけ調子を崩すことはあります。
根の張り方や植え付け時のダメージ、土の状態など、株ごとの個体差もありますからね。
今回やった対策
まず、土の状態を確認。
水分があるのに、さらに水を与えすぎるのは逆効果になる可能性があります。
そして、すでに敷いているマルチはそのまま活用。
夏場の地温上昇を抑え、土の乾燥を防ぐ意味でも、マルチには助けてもらいます。
さらに今回は、植物活力剤の**「リキダス」**を規定倍率に薄めて与えました。

そして、もう一つ。
株についていた実を8~9割ほど収穫しました。
「実をつけすぎて株が疲れているのなら、いったん負担を減らしてあげよう」
という考えです。
これで少し株が楽になってくれればいいのですが。
すぐに元気になるわけではない
活力剤を与えたからといって、一晩で劇的に復活するわけではありません。
まずは数日間、株の様子を見ることにします。
特にチェックしたいのは、
朝には元気になっているか。
夕方にも葉が戻っているか。
新しい葉や花芽が出ているか。
しおれ方が少しずつ軽くなっているか。
このあたり。
今のところ、朝と夕方には元気になるので、すぐに深刻な状態だと決めつけず、しばらく見守ることにしました。
目安としては、数日~1週間程度で変化が見えてくるかを確認し、それでも改善しない、あるいは朝夕もしおれたままになるようなら、根の状態や病気など、別の原因も疑ったほうがよさそうです。
3株とも同じように元気に育ってほしい
それにしても面白いのが、
同じ日に植えて、同じように育てているのに、一株だけ調子が悪くなる。
野菜づくりをしていると、こういうことってありますよね。
人間と同じで、植物にもそれぞれ個性があるのかもしれません。
幸い、その株にも花芽はついています。
なので、今は焦らず、
「暑いけど、もうちょっと頑張れよ!」
と声をかけながら見守ります。
種から育てるのは今回が初めてのパレルモ。
大きな実をつけてくれた喜びもあれば、こうしたトラブルから学ぶこともあります。
さて、この一株。
ここから無事に復活してくれるのか。
しばらく観察を続けて、また経過を報告したいと思います。
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