ウチの米ナスの収穫が本格化してきました。このカタチを見てるとボンバーマンが脳裏をよぎる昭和生まれのアラフィフ親父です。
今回は、存在感バツグンの「米ナス」の育て方についてご紹介します。普通のナスよりもずっしりと大きく、焼きナスや田楽にするとトロトロで絶品!育てるにはちょっとコツがいりますが、うまくいけば大きく育って大満足間違いなしですよ。
◆ 米ナスとは?
米ナスはアメリカ原産の大型ナス。果肉が厚く、加熱するととろけるような食感が特徴です。日本のナスに比べて、収穫までに少し時間がかかりますが、栽培方法はほぼ同じです。
◆ 栽培スケジュール(関東以西の目安)
作業 | 時期 |
---|---|
苗の定植 | 4月下旬〜5月上旬 |
支柱立て・わき芽かき | 5月〜7月 |
追肥 | 6月〜8月(2〜3週間に1回) |
収穫 | 7月〜9月 |
◆ 栽培のポイント
① 日当たりと風通しのよい場所で育てよう
米ナスは日光が大好き。1日6時間以上しっかり日が当たる場所に植えましょう。風通しも大事なので、密植しすぎないように注意!
② 元肥をたっぷり、追肥もこまめに
米ナスは肥料食い。植え付け時に元肥(堆肥・油かす・化成肥料など)をしっかり入れましょう。生育が始まったら2〜3週間おきに追肥を忘れずに。
③ 支柱と誘引で倒伏防止
実が大きく重いため、支柱が必須です。主枝1本仕立てか、3本仕立てにし、麻ひもでやさしく固定しましょう。
④ わき芽かきと葉の整理
わき芽が多すぎると養分が分散してしまいます。主枝の近くのわき芽を摘み取り、風通しが悪い場所の葉は整理しましょう。
⑤ 水切れ・過湿に注意!
乾燥しすぎると実が固く、小さくなります。逆に水をやりすぎると根腐れに。土の表面が乾いたらたっぷりと、が基本です。
◆ 収穫のタイミング
米ナスは直径10cm以上が目安。皮にツヤがあり、ヘタのトゲが鋭く元気なうちに収穫しましょう。遅らせすぎると種が硬くなります。
◆ 米ナスのおすすめレシピ
- 田楽味噌焼き:米ナスを縦半分に切り、オーブンで柔らかく焼いたら味噌だれをのせて再加熱。
- ミートソースグラタン:輪切りにして炒めた米ナスにミートソースとチーズをのせてオーブンへ。
- トロトロ煮びたし:出汁でじっくり煮込むだけで、驚くほどやわらかくなります。
◆ まとめ
✅ 日当たりと肥料がカギ
✅ わき芽かきと支柱で形よく育てる
✅ 実が大きくなる前に早め収穫
米ナスは育てがいのある野菜です。じっくり世話をすれば、夏の食卓に主役級の一品が加わりますよ!