来週からずっと雨予報ということもあり、ジャガイモを全て収穫しました。
今年はモザイク病の発生もほとんどなく、例年に比べて、1株当たりのサイズ・量とも上々の出来でした。
成功の要因は何なのかなぁと振り返ってみました。思い当たるのは芽かきと追肥、土寄せのタイミングが良かった?くらいしか思い浮かびませんでした。
毎年芽かきはしているのですが、基本的に週末しか畑に足を運べない為、芽が立派に成長していたりして、ベストなタイミングを逃していたような気がします。
ジャガイモの種イモからは、たくさんの芽が出てきます。その中から元気な芽を2〜3本だけ残して、他の芽を取り除く作業を「芽かき」と言います。
それに比べて今年は芽が大きくなる前の適切なタイミングで芽かき&追肥が出来たので、イモに十分に栄養が行き届いたのかなと。
そこで芽かきについて、復習を兼ねてまとめておきます。
ジャガイモの芽かき
■ 芽かきとは?
ジャガイモの種イモからは、たくさんの芽が出てきます。その中から元気な芽を2〜3本だけ残して、他の芽を取り除く作業を「芽かき」と言います。
■ なぜ芽かきをするの?
芽をたくさん残すとそれぞれに栄養が分散してしまい、小さなイモばかりになってしまいます。芽かきをすることで、残した芽に十分な栄養が集中し、大きくて質の良いジャガイモが育つようになります。
■ 芽かきのタイミング
植え付けから2〜3週間後
芽が10〜15cmほどの長さになった頃が目安です。
地上にしっかり芽が出揃ってから行いましょう。
■ 芽かきの方法

- どの芽を残すか選ぶ
元気で太く、真っ直ぐに伸びている芽を2〜3本選びます。 - 残さない芽を引き抜く
手で優しく根元から引き抜きます。引っ張るときは、イモを傷つけないように注意しましょう。
根がしっかりしていて抜けにくい場合は、ハサミで切ってもOKです。 - 芽かき後に土寄せ(必要に応じて)
芽かきをしたあと、土がへこんでいたら軽く土を寄せておきます。
■ 注意点
- 雨の日は避ける
土が湿っていると病気の原因になるため、晴れた日に行うのがベストです。 - 芽かき後は水やりを控えめに
切り口から病気が入るのを防ぐため、数日は乾かすようにします。